この「ジャメヴ」なる単語、先日、何気なくネットニュースを眺めていたことで知ることができました。
こういった人に何らかの影響を起こす現象モノ、好きなのです
( ̄▽ ̄)
以下、わたしなりに「ジャメヴ」について説明させていただきます。
現象ジャンル的に似ている(とわたしが思っている)「デジャブ」「ゲシュタルト崩壊」との違いについても触れようと思います。
「ジャメヴ」とは、フランス語の「jamais vu」から来ており、直訳すると「未見」という意味。
(読んだり発声がむずいw)
この現象は普段見慣れているものや繰り返し経験していることに対して、突然それが初めての経験であるかのように感じることを指します。
いつもしている当たり前になっている行動なのに、急に「ん? これどうだったっけ?」となるような、答えを知っているもののはずなのに答えがわからなくなっちゃうような感じ、とでもいいましょうか。
ジャメヴと他の現象(「デジャビュ」「ゲシュタルト崩壊」)との違いについても説明したいと思います。
ジャメヴとデジャビュの違い
デジャビュ:
フランス語で「既視」を意味し、新しい経験や場面において、それを以前に経験したことがあるかのように感じる現象。
「既視感」という日本語表記としても、馴染みのある方は多いのではないかと。
具体的には、初めて訪れる場所や初めての出来事であっても、何故かその場面を以前に経験したような感覚になることを指します。
進研ゼミでやったところが学校のテストや模試で出題されたとか、そういうのとは違いますw
(いや、違うとは言い切れない、のか?w)
ジャメヴ:
逆に、繰り返し経験していることや見慣れているものに対して、それが初めての経験であるかのように感じる現象。
例えば、日常的に使っている言葉や名前を見て、突然その言葉が意味不明に感じることなどが挙げられます。
区別するなら「知らんことなのに知ってる気がするぞ?」なのがデジャビュ、
「知ってて当たり前に自分の日常に溶け込んでるはずなのに、あれ?わからん??」がジャメヴ。
そのような感じかなと。
ジャメヴとゲシュタルト崩壊の違い
ゲシュタルト崩壊:
特定の言葉やフレーズを繰り返し言ったり、考えたりすることで、その言葉の意味や形が分からなくなる現象。
この現象は、脳が繰り返しの刺激に飽和してしまい、言葉の意味を一時的に失うことが原因とされています。
わたしはいまだに仮名文字レベルでさえ、書いていくうちにゲシュタルト崩壊を起こしますw
ジャメヴ:
ゲシュタルト崩壊とは異なり、繰り返しの刺激が原因とは限りません。
ジャメヴは、普段見慣れているものや繰り返し経験していることに対して、突然それが初めての経験であるかのように感じる現象です。
突然、唐突にというのが、区別ポイントなのかなと。
要するに、
ジャメヴは「見慣れているものが新しく感じる」現象、
デジャビュは「新しいものが以前に経験したことがあるように感じる」現象、
ゲシュタルト崩壊は「繰り返しの刺激により言葉の意味が一時的に失われる」現象となるみたいです。
なんの役に立つかはわかりませんが、こうした現象、大好物です
( ´ ▽ ` )
いい勉強になりました。
何らかの参考になりましたなら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございます。
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