唐突な自分語りになるのですが、わたくし、ゴミ収集の業者に勤めていた経験を持っています。
といっても数年単位というわけではなく短めの期間ではありましたが
( ̄▽ ̄;)
お笑い芸人・マシンガンズの滝沢さん関連で、ゴミ収集の話をちょこちょこ見聞きしますので、思い出しつつ書き綴ってみようかなと思った次第です。
以下に「ゴミ収集業者の仕事内容」「ゴミ収集車の構造」「個人的な困りごと」などについて簡単に触れていきたいと思います。
ゴミ収集業者の仕事
わたしは1平社員として入社して平のまま退職。
なので管理職・事務方の仕事については正直わかりません。
当時、ゴミ収集員として街中の担当エリアを走り回ってた従業員。
それがわたしでしたw
仕事内容としては、
朝、出勤。朝礼。連絡事項。
↓
収集車(荷室が膨らんでいる、街中で見かけるあの車)の点検。
(出発前に不備がないかの確認)
↓
8時(自治体によるかもしれない)より、担当地域のごみ収集の開始。
基本は運転手1人・収集員1人の2名体制です。
運転手は運転しつつも降りて収集を行ったりと、臨機応変さが求められる印象。
わたしは運転ができなかったので走り回ってました。
↓
現場と焼却場を往復。
(ゴミ回収→収集車満杯→焼却場へ、の流れ)
↓
担当エリアの収集を終え、最後に焼却場へ搬送が終わったら、会社敷地にて収集車の清掃。
(収集車の本日の汚れは翌日に持ち越さない)
↓
帰社。日報等の作成と提出。
↓
退勤。
(16時頃)
という流れでした。
わたしの体験ベースなので、会社によって多少の違いや自治体での差はあるかもしれません。
わたしが所属させていただいていた会社は、市からの委託を受けてゴミ収集を行なっている民間の会社でした。
焼却場のゴミを受け入れる時間帯が定まっていたのでそれまでにゴミ収集を終える流れなので、残業は基本的にありませんでした。
就活
就職活動自体はとてもスムーズだったのを覚えています。
特にふるいにかけられるようなこともおどろかされるようなこともなく、実際に入社した後も人間関係でのトラブルはなかったです。
同僚のみなさんも様々な経歴を持っていて、40歳過ぎての中途入社の方もいらしたりと、門戸は広い職業ではないかなと。
街中を走ったり、朝早くより業務が始まる職種なので、健康に良いと思います。
残業もないので規則正しいですし、退勤後のスケジュールも立てやすい。
求人の検索としても「ゴミ収集 求人 〇〇(住んでいる地域等)」で見つかります。
当時わたしはハロワは使いませんでした。
収集車の構造
ゴミ収集車。
「パッカー車」と呼んでました。
聞き馴染みのある方も多いかもしれません。
荷室のサイズはまちまちだったりするんですが、わたしのいたところは2トンくらいゴミを溜め込める収集車がメイン。
中型免許を必要とする車両でして、中免を持たないわたしは「すげぇなぁ」って思いながら、ありがたくドライバーの隣に乗車してました。
あの荷室に街中のゴミを投入し、回転や押し込み操作のできるボタンがあるので、それを使いながらひたすら満杯になるまで押し込んでいく。
そういう造りの車です。
で、限界がきたら焼却施設に搬送して荷室の中身をおろす。
荷室だけを持ち上げて中身を一気に捨てられるようにもなってます。
困りごと
入社したてで慣れない頃は困ることもありました。
瞬間的にゴミの分別がつかなかったり、収集車の操作でボタンを押すタイミングを誤りゴミが自分に降りかかったり。。
ゴミの分別に関しては、わりと間違えられる住民さんがいらしたりもします。
燃えるゴミの日にしれっと袋の中に缶・ビンが混ざってるとか。。
もちろん極々一部の人なんですが、バレないだろと思われてるかもですが、わかります。
収集車に入れた時の音とか、違いますので
( ̄▽ ̄;)
あとは純粋に、日付の勘違いですね。
カレンダー上は燃えるゴミの日だけど、不燃ゴミが出されているという感じの。
市の収集ルールに則って業務をしているので、そうした収集できないゴミにつきましては「収集できません」という旨の書かれたシールを該当のゴミに貼らせてもらう対応をしてました。
シールには収集できない理由について伝えるための文言が書かれていて、住民側も確認できるようになっています。
ゴミを浴びてしまった件の方は、単純にわたしのミスですw
大体の人が通る道らしいとは聞きましたが、ショックでしたw
荷室の奥へ奥へとゴミを押し込んでいくための操作をするので、タイミングを間違えるとゴミ袋が弾けてしまうのです。。
で、やっちゃったと^^;
発泡スチロールやビーズクッションなど、散りやすい素材がゴミとして出ている時は緊張してましたね。。
綺麗な仕事ではないです。
幼稚園児あたりからはわりと人気なのか応援の声をいただきますが、少しマセてきた小学生とかからは「くせー」とか言われるようなこともあります。ごく一部ですが。
思春期かなぁ、反抗期なのかなぁとか思ってましたw
とはいえ、全体的に、おおむね感謝の声や励ましの言葉をいただくことが多かったです。
自分自身の生活でも、ゴミの分別に気を使えるようになりましたし。
どんな仕事にも当然ながら向き不向きがあるし、やりたいやりたくないの好き嫌いはあると思います。
わたしとしては、辞めてしまいはしたけど、いい職場だったなと思っています。
街の大規模お掃除って感覚でしたw
お読みいただき、ありがとうございます。
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