楽天市場

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ジビエについてと、普及しない理由

グルメ・レシピ

ジビエ。
よく意味も知らないまま、「野生動物っしょ?」くらいの認識でした。

改めて調べてみると、ジビエは『フランス語で「狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理」を指していて、ヨーロッパでは古くから貴族の伝統料理として親しまれてきた食文化』とのこと。
一応、検討はずれではない認識はできていましたw

近年、注目を集めていますよね。
ジビエには鹿、猪、熊、真鴨、ウサギ、キジ、ハト、ウズラなどが含まれ、獲れる地域やエサによって味わいの個体差が大きいのが特徴なのだそう。
育ち方で味が変わるのは、一般的な畜産のお肉と同じですね。
なお、ジビエは冬に備えて体に栄養を蓄えるため、秋が旬なんだとか。
納得です。

また、ジビエには寄生虫のリスクがあるため、肉は中心までしっかり加熱して食べる必要があります。
野生動物ですからね、何を食べていても不思議ではない怖さはあります。
加熱による殺菌・滅菌は超大事。

 

ちなみにジビエ料理が日本で普及しない理由については、以下の5点が主な理由となりそうです。

1.飼育の難しさ:
シカやイノシシなどは気性が荒く、牛や豚のように大量飼育が難しいため、安定供給は困難。
市場に流通しているジビエの大部分は猟師が捕獲したもので、専用の処理施設へ運ぶ必要がありますが、これらの施設はまだ少なく、大型スーパーへの卸売りは難しいため、一般人がジビエを体験する機会は限られています。
普及させるにも、飼育・処理・加工などの課題が多いと、広まりませんよね。

2.味の比較:
ジビエ料理は美味しいものの、一般的には牛肉や豚肉の方が好まれる傾向にあります。
美味しいかもしれないけど希少ゆえに少し高いジビエ肉よりも、美味しいことがわかっているお馴染みでジビエよりも安く済む牛・豚肉の方が買われちゃいますよね。
需要と供給の面から、普及もしづらくもなりますね。

3.食肉としての利用率:
捕獲された野生動物のうち、食肉として利用されるのは10%未満であり、その他の部分は利用されずに廃棄されていることが多いです。
この低い利用率はジビエ料理の普及に影響を及ぼしています。
そもそもの可食部が少ないと、広げるのは難しい。。

4.食品安全性への懸念:
ジビエ肉は、生食や加熱不十分な状態での調理が原因で食中毒のリスクが高まることがあります。
サルモネラ症、腸管出血性大腸菌症、E型肝炎、寄生虫による疾患などのリスクがあり、このために厚生労働省はジビエ肉を「よく加熱して食べる」ように注意喚起しています。
それはつまり、手間のかかる食材ということでもあり、それまたハードルの高さになりますね。

5.経済的・実用的な課題:
ジビエの取り扱いには、小規模な飲食店や高級料理屋への卸売りがメインであり、大規模な流通や一般消費者への普及には障壁が存在します。
また、解体のコストや受け入れる個体サイズの制限など経済的な課題も影響しています。

捕獲数、処理や加工可能な現場の不足、少ない可食部、手間のかかる調理工程、提供可能な料理店の少なさ。。

ジビエ料理のレア物感は、まだまだ続いていきそうですね
( ̄▽ ̄;)

東京・高田馬場に「米とサーカス」というジビエ料理や昆虫食などを提供している飲食店があるんですけれど、そうしたお店でたまに嗜むっていうのが、ちょうどいい着地点なのかもしれません。
ジビエを堪能するには。

 

お読みいただき、ありがとうございます。

グルメ・レシピ
nagaをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました